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泳げない子どもが急増中!!

こんにちは、ウェーブスイミングクラブです!

今回は、我々スイミングコーチにとっても心配な、学校プールの課題についてお話します。

◇泳げない小中学生が急増中

コロナ禍では学校の水泳授業を中止したところが多く、結果として”泳げない子ども”が急増してしまったのだとか。

直近のデータでは小学校高学年~中学生の3割以上が“25m泳げない”という驚きの事実が。

水泳は昔からスポーツとしてはもちろん、水難事故等の自己防衛策としての役割も果たしてきました。

水中での身のこなしが習得できていれば、突然の水難事故が起きても助かる可能性が高かったのです。

そして、プールや海に遊びに行った時、ある程度泳げるとめいっぱい楽しめます😊

しかし前述の通り、学校での水泳授業が極端に減ってしまったことにより、最低限の泳力どころか水が苦手なままの子どもが増加してしまっているのです。

確かにコロナも原因の一端ではあったと思いますが、それは一時的なものであって、学校水泳の現在と未来を考えるとそれ以上に深刻な問題があるようです・・・。

① 近年の異常な猛暑

② プールの老朽化、水質問題

③ 指導者不足

◇暑すぎてプールに入れない

正直、自分が子どもの頃はあり得ないような理由です。

気温・水温が低すぎて水泳授業を取りやめることはしばしばありましたが、まさか暑くて中止になるなんて・・・💦

近年の温暖化の影響が大きいのでしょうか。

確かに暑すぎると、そもそも地面が熱くなりすぎて足の裏を火傷してしまいます。

加えて学校のプールは屋外であることがほとんどですから、直射日光を避けられません。

そうなると、極度の日焼けや熱中症のリスクも高まりますね。

◇老朽化対策・水質問題

屋外プールでは、土埃や虫などの外的要因により水質管理がものすごくシビアであり、大量の塩素を使用しなければならず、それ原因で皮膚の弱いお子さんなどは、肌荒れが起きることも。。。

それでも室内プールと比べると、どうしても落ち葉や虫などの不純物が入り込んでしまいます。

また屋外である以上、室内プールに比べると設備の劣化が早いことは言うまでもありません。

直せばいいだけの話ですが、各市町村の予算問題で、直したくても直せないという課題が・・・。

ほとんどの公立学校のプールは昭和~平成初期に造られたものであるため、数十年が経過しているので劣化も無理ありませんが、1つのプールを修繕するのにも数千万~億単位のお金がかかります。

加えて維持費についても、毎年水を抜いては入れてになるし、水質維持のための塩素にもお金がかかります。

およそ年間維持費で150万円程度かかると言われています。

設備の劣化問題もさることながら、水質管理が大変な上、毎年の維持費もばかになりません。

◇深刻な”指導者不足”

学校教師の人手不足が課題となっている現代において、さらに深刻なのが”水泳を教えられる先生が少ない”こと。

小学校の先生は専科ではないため、特定の教科に特化しているというものではありません。

それは今も昔もそうでしたし、その補完的な役割として我々のようなスイミングが存在してきました。

しかし、今はそもそもの教師不足が問題となっています。

そして、水泳が教えられる教師となると、その割合はさらに低くなります。

水泳は比較的専門性が高い授業であり、一定以上の知識と技能がないと教えられません。

しかし現在の教員養成課程では、水泳についての知識・技能訓練はほぼありません。(行なっている所もあります)

座学で少々かじる程度のものです。

当然ですが、その程度で水泳が十分に教えられる水準になるはずもありません。

ましてや泳げない子どもが増えている今、その子たちが大人になる頃には、さらにその傾向が強くなると思います。

以上、近年泳げない子どもが急増中という話題についてお話しました。

現在は水泳に限らず、専門性の高い内容の授業について、外部に委託するという流れになりつつあります。

多忙を極める教員の負担軽減の一助となるのであれば、それは歓迎されるべきことかもしれません。

そして、我々スイミングの今後の役割は、”学校ではできない質の高い環境と水泳指導を提供すること”だと思います。

ウェーブでは、きれいで安全な水と、確かな指導をお約束いたします♪

スイミングをご検討の方は、ぜひ1度無料体験にお越しください😁

次回は、”泳げること”、”泳ぐこと”のメリットについてお話しようと思います😉